コヘレトの言葉9章13~18節「…その町に一人の貧しい賢人がいて、知恵によって町を救った。しかし、貧しいこの人のことは、誰の口にものぼらなかった。それで、私は言った。
知恵は力にまさると言うが
この貧しい人の知恵は侮られ
その言葉は聞かれない。
支配者が愚か者の中で叫ぶよりは 賢者の静かに説く言葉が聞かれるものだ。
知恵は武器にまさる。一度の過ちは多くの善をそこなう。」
世界のあちこちで戦火の絶えない現状にあって、貧しい人(権力を持たない人々)の知恵ある言葉に耳を傾け、武力によらない解決を目指していくことが求められている。支配者の大きな声に流され過ちを犯す愚かな民になってはいけない。
恒例の、平和に関する分かち合いの時間では、2名の発表がありました。
①世界のアナバプテストが共有する信仰
イエス・キリストの教えを生活の中心に据え、暴力や戦争を拒否し和解の働きを担っていこうとするアナバプテストの信仰姿勢は、教派を超えキリスト者全体で共有すべきものである。特にマタイ福音書5~7章 山上の教え(5:9 平和を実現する人々は幸い、5:38~48 復讐してはならない、敵を愛しなさい 等)、マタイ26章52節「剣をさやに納めなさい。剣を取る者は皆、剣で滅びる」などの教えをもとに、武力に訴えるのでなく、積極的な行動である非暴力・無抵抗を実践する者となりたい。
②イスラエルによるパレスチナ攻撃について~世界教会協議会(WCC)、メノナイト世界会議(MWC)の見解、私たちにできること~
・イスラエルがパレスチナに行なっているのはアパルトヘイト、ジェノサイドである。
・一部のキリスト教徒による、聖書のイスラエルと現代のイスラエル国家を同一視する無知の問題がある。
・すべての土地は神のものであり、私たちは忠実な管理者としての働きが求められている。神と民の契約は、正義の行動を条件としている。キリスト者の人生において暴力が正当化される理由はない。
・遠く離れた私たちができることの例として、クラウドファンディングで苦境にある人々と連帯することなどがある。



