「わたしの記念としてこのように行いなさい」(コリント第一 11章24節~25節)
※礼拝メッセージより
戦後79年。憲法で戦争放棄を誓ったはずの日本は、集団的自衛権、敵基地攻撃能力保有等々、次々と「戦争できる国」への準備をしているかのように見える。同じ過ちを繰り返すのは、過去の失敗を忘れ、或いは直視せず、なかったことのようにふるまうことが原因ではないか。
主イエスはご自身と民との新しい契約を忘れないよう、聖餐式を定められた。そのように、過去の歴史をしっかりと胸に刻み決して忘れないことが平和作りにつながる。
礼拝の中で、毎年恒例の平和に関する分かち合いの時を持ちました。
アナバプテストのグループでのシャローム=平和と正義についての学びをさらに深めたものや、戦時下の賛美歌について書かれた本の感想(pdfファイル参照)。6月30日の賛美と証しの礼拝(Facebookに記事あり)で空襲体験を語った方からは「戦争を知らない世代は映画のシーンのように戦争をテレビ等で眺めているかもしれないが、戦争はそれまでの平穏な生活の記憶を消し去る強烈な体験。後々まで人の心に深い傷を残す」との証し。また、戦後の悲惨な生活を強いられる人々を目にした幼時の体験が自分の生き方に影響を与えたとの証しもありました。